|
立体絵本の世界
ポップアップとはもともとIT用語で、Javaスクリプトを利用して新しいウインドウを開くことをいう。だが、今日本でブームになっているもう一つの「ポップアップ」とは、立体設計された絵本のことなのである。
東京 千代田区 にある大型書店「丸善」の本店で扱う4万冊あまりの国内外の絵本の中で、ポップアップ絵本が今最も注目を浴びている。オンライン書店のアマゾンでも、立体設計された絵本の販売量が昨年の三倍まで増加した。
ポップアップ絵本の中では、開くと15cmほどの森林の壮観な情景が広がる「不思議の国のアリス」など、アメリカで「紙の魔術師」と呼ばれている絵本作家、 ロバート・サブダの作品が世界中で特に愛されている。
ポップアップ絵本を主に出版する「大日本絵画」の中国シンセン工場では、精巧な品質を保証するために、15人で一つのグループを作って一つのページを製作している。また出版社ではできるだけ本の価格を低く抑えるように努めているため、多くの人の心血を注いだすばらしい作品が順調に販売数を伸ばしている。
ポップアップ絵本は細部まで精巧に作られているので、日本では子供に喜ばれているだけでなく大人にも夢中になる人が多く、たくさんの人がこの視覚表現の豊かさの極みの世界に引き込まれている。 (大村鉄夫提供) |